護衛艦 「ひゅうが」 [軍事]
隣接して停泊中の「くにさき」から撮影
ひゅうがは、大きさから見ても十分にヘリ空母的な大きさ。
でも、ヘリ搭載護衛艦という名称。
しかし、アクティブ・フェーズド・アレイレーダーを搭載するなど装備的には充実している。
ハリアーなどの垂直離着陸が可能な航空機の運用は無理と言われている。
甲板が直接ジェット熱にさらされるけども、それに耐えれる塗装などではないと。
それに、垂直離着陸が出来ると言っても、燃料や装備を満載した状態では無理。
そこで、通常の水平飛行での発艦となるけども、それを前提に設計されていない。
まあ、そもそもF-35Bの取得も計画していない状態で、軽空母の配備なんて無理なので、これからの話かな?
そういえば、帝国海軍の日向は元々戦艦。
それを航空戦艦という変わった戦艦に改造。艦尾部分に甲板を設置し航空機はカタパルトから発進する方式。
巡洋艦クラスなら偵察、観測用の航空機を装備していた。これは、水上機なので帰還時は水面に着水。
それをクレーンで回収という方法。
戦艦クラスの砲弾だと遠くに飛びすぎて、地平線の向こうの敵まで届いてしまう。
そこで、着弾確認には航空機を飛ばして確認、着弾修正などを行っていたと。なにせ、見えませんから。
日向に関しては、艦載機は発進したら他の空母や陸上基地に戻る方式だとか・・・
なんか、行き当たりばったりな感じがしますね。
対空装備は、充実したので、それで敵機の撃墜が出来たり、艦尾の甲板に輸送物資を搭載したり、なんか本来の目的が。
多くの空母を失った海軍では、既存の戦艦を改造するしかなかったんだろうけど。
それも、戦艦が段々と使えなくなってきたのも実感していたのかな?
実際には、搭載する機体がなくて、1度も航空戦艦としては運用されなかったと。
航空機も戦争後半は、国内で学生などが作っていたというし、品質は大丈夫なのか???と。
「ひゅうが」艦橋。アクティブ・フェイズドアレイ・レーダーが見えます。
コメント 0