オンリーワンと言うけども・・・

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経済関係の勉強をしたり、テレビでは「オンリーワン」を強調している。

それは、それで当然だと思う。オンリーワンでないと市場で生き残れない。

オンリーワンの商品やサービスだからこそ値下げ競争にならず利益が出て、会社も継続できる。

それはよく理解できる。

誰も、それを考えている。

ただ、違和感を感じてしまう。確かに、オンリーワンはいいけど市場の中でどれくらいの占有率になるか？

一般的な商品などで考えてしまうと、それほど高い占有率にはならないはず。

全ての会社がオンリーワンなんてありえない。

それでも、一般的な品質で一般的な価格というのも必要。

高級料理店ばかりでは困ってしまう。逆に、安さ重視の店でも困ってしまう。

日本では、この２極化が進みすぎていると感じてしまう。

一昔にあった定食屋なんかは最近見かけない。味もそこそこ、価格もそこそこ。

でも、雰囲気が良かったりして、通った店もあった。

チェーン店ばかりでは、つまらない。チェーン店の安定した品質には有難い部分もあるけど。

同じように、色々な場面で高級なもの、中級なもの、低価格のもの全てあるほうがいい。

安くて、大量生産のものは、海外という考えが多いけど、年収も下がってしまった日本で生産は出来ないだろうか？

海外で生産すると当然現地で人も成長する。技術も向上してくる。

そうなれば、日本で作れるようなものは海外で当然できてくる。

将来的には、日本で作る以上のものが出来るかも知れない。

でも、日本で消費するものは日本で作ってもいいのではないだろうか？

アメリカで生産された戦闘機を日本国内でライセンス生産をしているけども、重要な部分はブラックボックスにしている。

次期主力戦闘機に選定されたF-35についても、大半がブラックボックスになるだろう。

それは、アメリカから見たら当然。

車だって、日本のメーカーが強くなってしまっている。航空機産業、軍需産業まで日本に脅かされるのは嫌だと当然思う。

それは、国策として当然。

そういう意味では、日本も国策とか国益なども考えないとまずいよ。