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JALの復活 [政治、経済]

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録画しておいた「カンブリア宮殿」を見た。JALの再生の話だったが、稲盛会長がゲストとして登場していた。
とにかく、凄い人だと思った。有名な方なので、本も読んだこともあるし、雑誌で連載していた記事なんかも読んだことがある。

しかし、経営破綻したJALの再建をやろうなんて人はいない。
頼まれても嫌というのが本当のところ。実際に、稲盛さんも断っていたと。
それでも、日本経済のことなどを考えて、引き受けた。当然、周りはみんな反対。

そりゃ、そうだ。いくら名経営者と言っても、航空業界は素人。
経営という部分では、同じでも難しい部分は当然ある。

そこを引き受けて、なんと見事に立て直した。

部門ごとの採算性を導入して、今まで無駄だった経費の削減と路線の見直しなどを行っていった。
JALの場合は、元々半官半民の会社だったこともあり、不採算路線でも飛行機を飛ばしていた。

それはそれで、公共交通としての意義があったかも知れない。
でも、そういう体質のまま、赤字でもいいやという部分があったのかもしれない。

使用する機材についても、搭乗率が低い場合は別の小さな機体に変更するなどで、経費を削減していた。
これが出来るのは、豊富な機材を持っているJALならではの対策。

ただ・・・搭乗する機体を見て、決める場合もあるので、突然変更されると残念と思ってしまうかも。
経費削減ばかりで、移動する手段としては魅力が減っている航空業界。

搭乗するまでに、手荷物検査や出発の15分までに登場口にいないといけないし、自由に席の移動もできないなど、制約は多い。
新幹線のように、出発時間ギリギリまで待合室にいたり、途中で駅弁を買うという気軽さでは負けてしまう。

それでも、大空を飛ぶということ、広大な飛行場や巨大な航空機を見るというのは、別の楽しさがある。
また、飛行機に乗って遠出したくなってきた。








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