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消費税増税 [政治、経済]

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衆議院で消費税増税法案が可決された。これで、将来的に2014年4月に8%、2015年10月に10%に引き上げられることになった。
自民党、公明党も賛成に、民主党内で反対派が57票の反対票を投じたが、結果は変わらず。

さて、そもそも普段どれくらい税金を払っているのか?
年収300万円で試算してみよう。

ここでは、単純に12で割って月に25万円の収入と仮定してみる。
実際には、賞与があるので、賞与は別に課税されるのだけど、賞与は会社によって全然違うので計算できない。

まず、所得税は課税される所得金額で計算されるので、後ほど

年金は、
第2号被保険者の厚生年金保険料率は、標準報酬月額の14.642%(4月現在)の労使折半
標準報酬月額というのを会社で決めて届けているのだけど、単純に25万円の14.642%で計算すると 36,550円
これを会社と折半。半分は、18,275円

健康保険
保険料額=標準報酬月額×保険料率

標準報酬月額も年金と合わせて、25万円で計算。介護保険の対象でない一番安い料率の9.97%で計算 24,925円
これも、会社と折半。半分は、12,462.5円

それから、市民税
年収の0.3%+18万円が給与所得の控除額。
300万円×0.3%=9,000円+18万円=18万9千円

300万から18万9千円を引いた金額が、所得金額で281万1千円

ここから基礎控除の33万円を引いて 248万1千円
社会保険控除額を計算。
年金の18,275円と健康保険の12,462.5円の合計×12 = 167,825円

248万1千円 - 167,825円 =2,313,175円

これ以外にも、控除するものはあるけども、省略。
標準税率は市町村民税6%、都道府県民税4%なので、

市町村民税6%で、138,790.5円
都道府県民税4%で、92,527円
合計で、231,317.5円 100円以下は切り捨てで、231,300円
月額では、19,276円


さて、所得税の計算に戻ります。
2,811,000円が所得金額なので、195万円を超え 330万円以下 10% で281,100円
月額では、23,425円

合計で、いくらになるか・・・

所得税 23,425円
市民税 19,276円
年金 18,275円
健康保険 12,462円

合計は、73,438円
給与の月額の25万での比率は、約29%。
これに、消費税。残りのお金を全て使ったとすると、176,562円×5%=8,828円
合計で、73,438円+8,828円=82,266円 給与に対しての割合は、32%

最終的に消費税が10%になると、176,562円×10%=17,656円
合計で、73,438円+17,656円=91,094円 割合は、36%!!!

高負担、高福祉と言われるスウェーデンでは、所得税は26%から35%と言われている。
日本も決して、税金が安いとは思えない。
高負担、低福祉の国だな・・・








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