昔の誤った知識 [日常]
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スポンサードリンク昔は、当然だったのに数年、数十年経って、あのやり方は駄目だったなんて話は多い。
「うさぎ飛び」なんて、学校でやらされていたが、膝を悪くするっていうことで、やらなくなった。
それから、運動中の水分補給。バテるから飲むなと、そりゃー部活中に水分補給なんてご法度だった。
でも、今は逆にどんどん水分補給をするように言っている。
むしろ、運動する前から補給しろと。体に取り込まれるまでに時間がかかるから、水分が必要になってから摂取しても駄目なのであらかじめ補給しておくと。
そう考えると、昔からマラソンランナーは走りながら補給しているのを見ていたのだが・・・
それと同じように、最近知ったのが金魚などの飼い方。
家でも、祭りの定番の金魚すくいで、結局金魚はすくえないんだけど、おまけで貰った金魚を飼っていた。
びっくりするくらい大きくなって、驚くんだけども金魚用に水槽を購入して、水槽の上に取り付けるフィルターなんかも買って育てていた。
カルキ抜きは、錠剤のものを使用して、問題なく育てていた。
最近になって、また飼うことになった。一緒に、アカヒレなんかも飼ってみた。
しばらくすると、もう少し増やそうと、よせばいいのにエビなんて飼ってみる。
そりゃー、駄目ですね。最初にヤマトヌマエビを購入。水合わせというものをやってみた。
それから、水槽に投入。エビくんが、凄い勢いで飛び回る。
「おっ!元気いいな」・・・なんてね。
しばらくすると、横になっている。
???寝てるの???
触ってみると、動きだす。大丈夫か。
1晩経って、見てみると全部死んでました・・・
数匹は、水槽から飛び出て乾燥エビ。
こりゃ、あかん。
それでも、懲りずにミナミヌマエビに挑戦。
今回は、更に慎重に元々の水に水槽の水を少しずつ入れて、状態を確認しつつ何日かかけて水あわせ。
大丈夫そうなので、水槽に投入。
続々と、横になっていくエビ。
1匹だけ大きいのが大丈夫そうなので、それ以外を退避。
でも、復活しなかった。1晩経過すると大きなエビも横になっていた・・・
こりゃ、あかん。
なにが原因なのか?調べてみた。
まだ、経験がほとんどない人間でもびっくりした。
考え方が違う。水質がどうの、ペーハー値がどうの・・・
どうも、根本的に考えが違うようだ。まずは、水槽の中でバクテリアを繁殖されないと駄目らしい。
猛毒なアンモニアを分解するバクテリア。アンモニアが分解されて亜硝酸に変化。
それも、毒性があるので、別のバクテリアが分解。亜硝酸が硝酸になり、それを水草などで吸収するか水を替えて出すか。
そのバクテリアが、棲みつくまでに時間がかかるので、新規の水槽はバクテリアを繁殖させないと駄目とか。
そういう考えで、最近は生物濾過という形で物理的な濾過よりも目に見えないものを生物(バクテリア)で濾過するのが常識のようだ。
水槽の水も、1/3ずつ交換。これは、せっかくいるバクテリアを残すため。
フィルターと水槽の水を一緒に交換しないというのも、同じ理屈。
昔なんて、水槽の水を全部だして、一緒にフィルターも掃除して、それこそ全てピカピカにしていたのだが。
これをやってしまうと全部リセットされてしまう。
それにしても、金魚とアカヒレは強いほうなので、あんまり気にすることはないのだが、それでも考えかたが違いすぎる。
正直言って、びっくりするくらい違う。
侮れないな・・・
2012-07-18 14:40
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