とうとう、K-1も [スポーツ]
K-1を運営していたFEGが7日付で東京地裁から破産手続きの開始決定を受けたと発表。
これによって、K-1の運営会社が破産したことでK-1が開催されることはなくなりました。
K-1の名前は別の会社が引き継ぐという話もありますが、名前だけを引き継ぐ形でしょうから、長く続いたK-1の歴史に幕が下りたのは間違いありません。
女性お笑い集団「あやまんJAPAN」のあやまん監督が15日、都内でキックボクシング「RISE88」(6月2日、東京ドームシティホール)の会見に出席し、格闘家デビューを発表するなど格闘技としての内容より違うところで注目されています。
メジャースポーツとして期待されたK-1だけにショックを受けた人も多いのでは。
やはり、格闘技というのはメジャースポーツにはなれないなと思います。
なぜなら、基本的に殴り合いや人が争うところを見たくない人はいます。
それに、毎日開催できるようなイベントでもありません。
演劇などでは、1日に2,3回公演したり、1週間連続で行うなど出来ます。
そうなると必然的に、動員数も増やせる。会場を1日借りていれば、入場料も安くすることが出来る。
しかし、格闘技は3ヶ月に1回くらい出来ればいいほう。そうなると、選手の収入もわずかなもの。
お金がなければ、選手も他の方法で生計を立てる。そうなると、どっちが本業かわからなくなる。
体をお互いに傷つけ傷めあう競技だけに怪我も多い。
選手生命も短い。
ただ、空手は世界中で知られている武道。選手層も厚い。
しかし、オリンピック競技にならない。それは、様々な流派、会派があってルール1つとっても統一できない。
フルコンタクト空手でも、片手なら掴んでからの膝もOKな流派や、駄目な流派などもある。
テコンドーがオリンピック競技になれたのは、ITF、WTFの大きな2団体しかないので、ルールが明確にしやすかったこともあると思う。
K-1は、そういう意味では様々な競技のルールを統一して本当のチャンピオンを決めるという趣旨があったのだけど、明らかにキックボクシング。
それにしても、FEGの倒産という出来事は、やはり経済とか経営の部分がしっかりしていないと駄目というのを思い知る出来事でした。
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