SSブログ

東北関東大震災の続き [日常]

スポンサードリンク




まだまだ、収束の方向すら見えてきません。
TVからの情報では、現地に支援物資は届き初めていますが、まだ避難している人も完全に把握できていない状態。
そもそも、災害時に機能するはずの役所も被災しています。

そんな中でも、避難所で業務を行う役所の方々、凄いです。
それに、原発で作業されている皆さん。防護服を着て、電柱に登って高圧線の作業をされていました。
電柱に登って高圧線の作業をする時点で、電気のプロってことですが、防護服着ての作業なんて初めてでしょう。

そんな中でも、高速道路が一般車両も通行可能になったり、港にも物資が届くなど改善されてきています。
その中で、現在一番の問題は、福島第一原発。

以前、冷却機能が回復していません。その為に、放射性物質が周囲に拡散しています。
レベル的には、スリーマイル島の事故のレベル5を越えて6に達したとも言われています。
レベル7はチェルノブイリです。

しかし、不思議に思ったのが今回の震災では女川原発も被災した地域にあります。
女川地区は、津波で壊滅的な状態とも報じられていますが、原発は大丈夫・・・
それよりは、避難所として機能しているとか。

どうやら、津波に対しての設計方針が異なっていたそうです。
女川原発は、三陸沖地震を想定して10m規模の津波を想定して設計されていたとか。
福島原発は、5m規模の津波を想定して設計しているとか。

それでも、女川原発も想定外の津波で施設の一部が損壊しています。

では、最初から原発は10m規模の津波を想定して設計するべきなのか?
非常に難しい問題です。10m規模の津波を想定するして設計すると高台に建設するため、冷却水を冷やすための
海水を取るための設備が長くなります。
結果的に、強力なポンプも必要になりますし、電源も強力なものが必要となります。

設備コストをどこまで考えるか。それとも、原発というものがどうなのか?

これから考えなければいけません。

ただ、「原発=安全」というイメージは消えてしまいました。
火力に戻せば、大気汚染。Co2の排出と別の問題が。

風力、水力では、補いきれない。
そもそも、発電の方式が基本的に全て同じ。火力、原子力は、熱で水を沸かして水蒸気でタービンを回して発電。
水力、風力も、水の流れる力と風の吹く力でタービンを回す。

効率は、悪い。エネルギーのほとんどが熱になって逃げてしまう。
唯一、違うのは太陽光発電。太陽エネルギーを直接変換が可能。
しかし、他の方式に比べて発電量、設置面積に対しての発電量が少ないなどコスト面で課題があります。

それに、夜間は発電できないという致命的な問題もあります。

宇宙太陽光発電なんてことも考えているそうです。エネルギーをレーザー光などに変換して地球に送るとか。
どれにしても、やはりエネルギーというのをどう生み出していくのか、全体的に考え研究していかないといけません。
化石燃料に代わる燃料も必要ですし、まだまだ課題はたくさんあります。

さて、今回の地震で被災地で携帯が使えないという事態になっています。
携帯の基地局、アンテナも被災して、使えないという事ですが、本来であれば緊急時の連絡方法なのですが、それも駄目でした。
都内でも、地震発生時は規制がかかり、かかりにくい状態が続きました。

携帯電話の普及で、公衆電話が数が少なくなっている状態で通信手段がないという状態になりました。
そこで、活躍できると思うのがアマチュア無線。

一昔は、車で移動する場合やスキー場などの連絡手段として、大人気でした。
でも、携帯の普及で一気に利用人口が減っています。

しかし、無線というのは無線機同士で通信を行うために、途中の設備が必要ありません。
いざという時のためにアマチュア無線の資格を取るってのもいいかも知れません。

それから、携帯の基地局については災害時などに利用する移動基地局というのもありますが、車載のため今回のように車が走れない地域には行けません。

そこで・・・気球に搭載してはいかが?と。
地上の条件を気にしなくていい。上空から電波を受信するので、地形的な影響を受けにくい。
気球なので、ある程度同じ地域に滞空できる。
電源は、太陽光発電で!

更に、無人にして小型にすればたくさんの気球を飛ばすことも可能。
イメージ的には、本当はAWACSみたいに航空機の背中に無線アンテナを搭載!というのを考えましたが値段がね。









スポンサードリンク
nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。