焼肉店での食中毒問題 [日常]
激安焼肉チェーン店で食中毒が発生し、亡くなった方が4名も出ました。
「ユッケ」を食べて食中毒になったことが原因と見られています。
ユッケと言えば、牛肉を生で食べるため、鮮度が大事です。
そもそも、生食用として流通している肉がないというのも驚きました。今まで食べていたのは・・・
当初は、店側だけの問題かと思いましたが、段々と状況が判明してくると、どうも肉を卸していた側にも大きな問題があったようです。
そもそも、生食に適さない牛肉を仕入れて、それを生食OKですと卸していたとか。
生食どころか、そのままでも美味しくないので、ミンチにしてコロッケやハンバーグに使うような肉だったとか。
それに、加工場でも同じまな板や包丁を使っているなど、衛生面で問題があったようです。
そうなると、焼肉チェーン店側としては、生食が出来る肉として、外側を削るトリミングも不要と言われていたので、そのまま提供したとなります。
ただ、ユッケがあまりにも格安だったので、食べなかった人もいたとか。
最近は、長年の不景気とデフレで価格競争が激しいですが、安くなるには理由があります。
やはり、気をつけないと今回のように取り返しのつかない事になる可能性もあります。
ただ、理由があって安くしている場合もあります。定番の人気商品を安くして提供し、人を集める。
当然、定番商品だけで終わるわけではないので、他の商品も注文する。
そこで、トータルで利益を考える。格安の定番商品で赤字でも、それは広告費として考える。
という考えかたがあります。今回の場合では、「ユッケ」を赤字で格安で提供。
焼肉屋で、ユッケばかりは食べないので、他の焼肉、お酒などで利益を得る。
焼肉などは、通常の価格帯で提供。
全て安いとなると理由があるはずです。来週から牛丼チェーン店が期間限定の値下げをするそうですが、ちょっと心配です。
あまりにも安いような気がします。
安ければ安いほどいい。なんて思えません。
牛丼屋でご飯を食べる人も、なにかしらのサービス、商品を提供して利益を得て、給料をもらって生活しています。
そのサービス、商品が無料でもいいでしょうか?
それなりの対価がなければ続きません。
今回の震災で、通常のインフラの有難みなどが痛感できました。
普段の生活に感謝しながら、色々なことを考え直していきたいですね。
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