安易な増税は問題

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最近のニュースを見ても「増税」の話が出てくる。
確かにあれだけの震災では、復興に関しての財源が足りないので「増税」という流れはわかる。
でも、消費税を時限立法として増税するとか所得税を上げるとか法人税を上げるとか言っている。

でも、消費税の増税を期限付きで行っても、期限が切れてもやるだろう。
過去にいくらでもある。そもそも、最近でもガソリン税の廃止も別項目でしっかり残っている。
一度、前例を作ってしまうと、そのままやるのが今までの政治。

だから、期限付きの消費税増税なんて、震災を名目に増税したいだけ。
法人税、所得税の増税も、実際に行ったら会社はリストラが増え、個人は所得が減り、買い物が減る。
結果、更に日本経済は冷え込む。

会社は、税金の安い国へ逃げていく。それでなくてもグローバル化と言っている会社が多い。
本社が東京である必要はない。

それでも、増税するのか？？？

震災国債を無利子で発行するなどのほうがまし。それも、国会議員全員がある一定数購入するべき。
そもそも、国民だけに買わせるのか？自分達が買わない国債を薦めるのか？？？

まずは、自分達が身を削ってでも実行して模範となるべき。

そもそも、民間でもソフトバンクの孫社長は今後の役員報酬を寄付するとか、プロゴルファーの石川選手も
今年の獲得賞金を寄付するなど、民間の人のほうが身を削っている。

では、国民の代表たる国会議員は？？？

この数十年の間、日本はデフレ。更に、リーマンショック以降も経済は低迷。
GNPは2位から3位に転落。さらに、今回の震災。

ここで、増税ありきで進めば間違いなく、日本は回復できない。
そもそも、東電も変。首都圏では、節電にみんなで協力している。計画停電で、影響も受けた。
それで、電気料金を上げるという議論をしている。

なんでもかんでも、責任はとらずに最終的に負担を国民に負わせるだけ。
東電の社長も管総理も、被災地を訪問していたが、パフォーマンス、行かないとなんか言われるから行っている。
というイメージしか受けない。

それに比べて天皇陛下の訪問は、気持ちを感じる。本当に、労わっているというのが伝わる。
周りへの気遣いも凄い。

少なくても、天皇陛下が国家元首で良かったと思った。
それにしても、我々が選んだ（？）政治家のほうが駄目駄目なのはどうなんだろう？？？

選挙の方法にも問題があると感じた。統一地方選挙の後半戦、都内では区長と区議会議員の選挙があったのだが、情報が少ない。
氏名、年齢、職業、所属政党の情報があるくらい。
ホームページを持っている人なんて数名。政策すら記載していない人も多い。

これで、選べというのか？？？

選挙の方法も変えて、もっとネットを活用できるように変えないと遅れすぎている。
アメリカでは、政治献金もネットでできる時代。

まだまだ、日本も変える部分はたくさんあるよ。

タグ：増税 国会議員 無利子国債 統一地方選挙