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エルピーデメモリ破綻 [政治、経済]

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半導体メモリを製造していたエルピーダメモリが経営破綻。
会社更生法を申請して、再建を目指すということです。

製造業としては、戦後最大の破綻で、関連する企業など含めて今後の状況が心配です。

半導体メモリは、今後も普及することが確実なデバイスですが、韓国勢が強いです。
半導体製造という意味で、上位の会社では、インテル(アメリカ)、サムソン(韓国)、TI(アメリカ)など。
その中でも、エルピーダメモリは国内の大手メーカーして期待されていました。

元々は、NECと日立の部門同士が一緒になり作られた会社で、その後に三菱電機からもDRAM事業を譲渡されています。

規模としては、世界で3位ということですが、どうでしょう?

会社としては、アメリカ、日本、韓国、台湾とヨーロッパで上位を独占。
その中でも、台湾、韓国というのは凄い。

アメリカもなんだかんだ言って強いです。

円高などが影響したということですが、確かに影響は大きいと思います。
それよりも、そもそもNECと日立という大きなメーカー同士が事業部門ごと統合して出来た会社。
舵取りがとても大変でしょう。

同じようにNECと日立で作った会社を知っていますが、内情は結局会社が2つあるようなもの。
そもそも、人の交流がない。考えが異なる場合が多い。人事、給料、待遇面では前の会社から継続される。
などの事から、今までの流れで仕事をやる場合が多いです。

結局、会社という意味では同じでも、事業部が異なり別のことをやっている。
統合のメリットを出せない。

そこに、三菱電機からも事業統合なんてしたら、社内の派閥争いで終わり。まともに、仕事するような状況にはならないのでは???

規模が大きくないと半導体などの事業は黒字にならないと言いますが、それでも単純に規模だけ大きくしても難しい。

大きくすればするほど、方針転換が難しい。半導体も動きが早い業界。価格の下落も激しい。
昔に比べて、USBメモリの金額は容量に比べて、かなり安くなっています。

規模が大きくても、すぐに判断できて方針転換を実行できる。
そういう体制にならないと厳しい。









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